読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

きざはしの彼方

セカイ系催眠術師であるオタク男子のブログ。催眠術についてエモく語っていきます。

今日からでも出来る!コミュ障の治し方

 カウンセリング・催眠その他の「コミュニケーション」を嗜むクラスタに身を置いてるとよく「自分はコミュ障なんでどうすればいいですか」という人にぶちあたる。そういう人は大体の場合、自分は曖昧な「コミュ障」という状態異常に掛かっていて、それをどうしたら治療できるかという事を聞いてくる。違う人に同じ事を何回も説明するのが個人的には嫌いなので、とりあえず文章にしたためておいてから、「これを読んでみるといいぞ」と言えるようにここに残しておこうと思う。

 まずは「自分はコミュ障なので」という事を相手に伝えることの意味というのをコミュ障の皆様には考えておいてもらいたい。僕も自分の事をコミュ障と認識していて、そう自称していた時期がある。だから、これは僕の経験談になるのだけれども、「自分はコミュ障なんで……」とあまり親睦のない相手に伝えるのは明確に「コミュ障なんだからちょっとぐらい優しくしろよ」という意図が含まれていた。「コミュ障だから失敗しても見逃せ」「コミュ障だからそっちから話題を振ってくれ」というのを暗に示してしまっていた。それを気付かずにコミュ障を自称する人は多い。他人からコントロールされようとしている、というのに他人は敏感である。スパムメールやサクラの不愉快さと同じだ。「自分は何もしてません、あなたが勝手にコントロールされてるんです」という意図の言葉に直面すると、往々にして不快の反応が返ってくる。

 そもそも、コミュ障というのはどういう状態なのだろう、と言う事を次は自問自答してみよう。曖昧なレッテル貼りは、問題点を隠してしまう。そうして、「なんかよくわからんけど僕はコミュ障だし、他人も離れていく」と曖昧な自己嫌悪に陥って、「じゃあコミュ障を改善するために自信を持とう」という曖昧な覚悟をして、「また上手く行かなかった、やっぱり僕は駄目だな」という曖昧な失敗を記憶する。そんな、霧深い沼に嵌ってしまうような感じ。

 というわけで、そこから抜け出すには自分の喋り方・立ち振舞い方の何が問題点なのかをまずは探さねばなるまい。そのための簡単な手段がある。自分が「これについてならしゃべり続けられる」というテーマを1つ決めて、それについて10分ほど語り、それを録音するのだ。自分の喋る声と聴くというのは本当に苦痛である。「うっわきっしょwwwwwwwwww死ぬwwwwwwww」みたいになって、冗談抜きに胃が痛くなる。けれども、そこをなんとかじっくり聞いてると「ここは良い事言ってるな自分」となる部分が見つかるし「いや、これは治そうよ」ってなる部分も見つかる。見つかったなら、前者は大事にして、後者は改善していけばいい。そうしてる内に、「あれ、自分はコミュ障じゃなくてただ単に初対面の人と喋る時の話題が無かったんだな」とか、そんな具体的な部分がわかってくる。そこがわかれば、後はなりたい方向に向けて情報を集めるなり、改善策を探すなりすればいい。